入学条件のリサーチは、
出願校を決めるための重要なステップ!
ここまでである程度出願候補校をピックアップすることができたら、いよいよ出願校選定に向けて具体的に準備を進めます。
今までのステップで重要なことは、できるだけ数多くの学校を見ることです。20~30校になってしまってもとにかく学校数を増やすことに集中してください。「学校リサーチ」の段階で学校の取りこぼしがあるとその後気づいた時点では手遅れになる場合もありますし、留学後、よりよいコースが見つかったりすると後悔の種になってしまいます。後悔しない大学院留学を目指すためには「学校リサーチ」はとにかく国をまたいで幅広く学校を根気よく見ていくことです。
「学校リサーチ」で対象大学院を増やすだけ増やしたら、学校を絞り込む作業をこのステップ⑥「入学条件のリサーチ」で進めていくことになります。具体的には、学歴や職歴の面で出願最低条件を満たしていない学校は、いくら魅力的な学校でも出願準備をするだけ無駄なので、出願候補校からは除外することになります。つまり「入学条件のリサーチ」で(合否の可能性を鑑み)できるだけ学校を絞り込む作業に移ることになります。入学条件にマッチしているコースは、(求めている人材と合致しているということなので)入学後も必ず充実した留学生活を送ることができます。
出願最低基準である出願条件をリサーチ
よく「入学条件」という言葉を耳にしますが、実はこれは適切ではありません。厳密にいうと「出願条件」となります。大学院が出願者に課している最低条件となります。
出願条件とはその名の通り、「出願するために出願者が満たしていなければいけない最低条件」となります。通常この最低条件を満たしていない出願者が出願しても審査自体してもらえず、出願自体が認められないか、ペンディング(保留)状態となってしまい、出願したにも関わらず合否をもらうことさえできません。そして出願条件の中でも最も重要なものが職歴と学歴です。なぜなら、職歴と学歴はテストスコアのように短期間で変更することができない最も重要な皆さんのバックグラウンドになるからです。
【出願条件を現地担当者に問い合わせる方法】
学歴、職歴に関する出願条件は非常にあいまいで、多くの場合明確に把握するためには学校のコース担当者にコンタクトをとる必要があります。
そのコンタクト方法は非常に重要で、コンタクトパーソン(実際にコンタクトをとる学校スタッフ)とコンタクト方法を間違えると意図した回答がもらえなかったり、見当違いな回答をもらうことになります。コンタクトパーソンは必ず出願を希望するコースが開講されている学部の担当スタッフにコンタクトをとる必要があります。
次に出願条件の問い合わせ方法について解説させて頂きます。出願条件の中でも最低条件となるのは学歴と職歴ですから、出願校決定のためにまずその2つが皆さんのバックグラウンドで満たしているのか、という点について確認する必要があります。そのために学部担当者に問い合わせる必要があるのですが、その際コンタクト方法としては、メールに必ず(簡単な)英文履歴書と英文成績証明書を添付頂くことをお勧め致します。
※2026年最新情報として、昨今では学校側も経費削減でスタッフが以前より減っているため、上記のような事前審査を断られる可能性もあります。その場合は、回答を得られやすいよう質問を工夫するか、在籍教授に直接コンタクトを入れることもご検討下さい。

出願必要テストについてリサーチ
出願条件の中で「足切り」として設定されているのがTOEFL、IELTSのテストスコアです。つまりTOEFL、IELTSのスコアが出願条件最低スコアに満たないと通常出願しても審査を開始してもらうことができません(条件付き合格制度はこの限りではありません)。
大学院留学には大きく分けてTOEFL、IELTSのような英語力判定テストと、GRE、GMATのような学力判断テストがあります。ここでは出願者に要求されるTOEFL/IELTSの必要スコア、GRE/GMATの出願必要スコアの確認方法を解説させて頂きます。
※2026年最新情報として、昨今では従来のように足切りスコアをTOEFL/IELTSなどでも設定していないケースも出てきています。その場合は出願推奨スコアをお問合せ下さい。

IELTS/TOEFL(英語力判断テスト)スコアリサーチ
TOEFL、IELTSの出願最低スコアを確認する際に最も重要なことは、出願予定のコースが開講されている「学部担当者に確認する」、ということです。学校によっては留学生オフィスや入試課で出願最低スコアを設定している場合もありますが、大学院で開講されているコースの場合は別途学部で出願最低スコアを設定している場合が多々あります。その際、留学生オフィスや入試課で設定しているスコアと異なることも少なくありませんので、出願最低スコア確認時には十分注意してください。またTOEFLやIELTSの出願最低スコアに関しては留学生特有の情報となりますので、学部ホームページには明確に記載されていない場合もあります。その際は必ず学部担当者に直接Eメール等でコンタクトをとり、確認してください。そのため、通常IELTSまたはTOEFLのスコアは必ず提出する必要があり、 スコアも最低スコア、いわゆる「足切りスコア」が設定されています。条件付き合格制度のような例外を除き、このスコアを超えていないと出願を認めてもらえず、審査自体も始まりません。そのため出願条件としてIELTS、TOEFLを考える場合は学校が設定している出願最低必要スコアを把握することが重要です。
※2026年最新情報として、昨今では従来のように足切りスコアをTOEFL/IELTSなどでも設定していないケースも出てきています。その場合は出願推奨スコアをお問合せ下さい。
GRE/GMAT (学力判断テスト)スコアリサーチ
GRE / GMATはTOEFLやIELTSと異なり、基本的にはネイティブの出願用の学力判断テストとなります。そのため留学生には非常に難易度の高いテストとなります。ネイティブの学生が大学院へ進学する際に提出しなければならないテストとなりますので、出願基準としてこれらのテストに関する問い合わせをしたい場合は、通常留学生オフィスではなく、出願するコースが開講している学部にする必要があります。
| 北米 | イギリス | オセアニア | |
| TOEFL | 提出可 | 提出可 | 提出可 |
| IELTS | 提出可(一部除く) | 提出可 | 提出可 |
| GRE | 必須 (一部例外あり) | 不必要 (一部例外あり) | 不必要 (一部例外あり) |
| GMAT | 必須 (一部例外あり) | 不必要 (一部例外あり) | 不必要 (一部例外あり) |
出願書類と出願方法についてリサーチ
海外の大学院には入試がなく、全て書類選考となります。そのため、出願書類として提出する書類やその提出方法は非常に重要です。海外の大学院の出願書類は出願する留学先、学校、コースによって提出する書類が異なるので、非常に細かいリサーチが必要になります。ここでは出願書類の中でも最も重要で、通常どの大学院でも提出の義務がある書類に関して解説させて頂きます。
| 北米 | イギリス | オセアニア | |
| 願書 | 必須 | 必須 | 必須 |
| 成績証明書 | 必須 | 必須 | 必須 |
| 履歴書 | 必須 | 必須 | 必須ではない |
| エッセイ | 必須 | 必須 | 必須ではない |
| 推薦状 | 必須 | 必須 | 必須ではない |
また、昨今では海外の大学院はほぼすべてオンライン上で必要情報の記入から書類提出まで完結する、オンラインアプリケーションを導入しています。そのため、特に推薦状の提出方法は学校別に異なりますので、推薦者に依頼する前に提出方法について詳細を確認する必要があります。

